私が2009年で最も飲んだ缶コーヒーを発表します。

まず前半はキリンファイアの『手摘み完熟豆 深煎り珈琲』
【缶コーヒーレビュー】 ファイア 手摘み完熟豆 深煎り珈琲 - KIRIN FIRE

そして、後半は同じくファイアの『火の恵み』でした。
【缶コーヒーレビュー】 ファイア 火の恵み - KIRIN FIRE


甘味料無しの加糖・ミルク入りレギュラー缶コーヒーではこの2本が断トツのウマさでした。
特に『火の恵み』はファイアの10周年を祝う、まさに渾身の一品という出来でした。


そして、各社、甘味料入の微糖缶コーヒーに力を入れる中、甘味料を使わなくても低カロリーで美味しい微糖缶コーヒーを実現したのが、またもやFIREの『目覚めのビター』。
【缶コーヒーレビュー】 ファイア 目覚めのビター - KIRIN FIRE

本当に2009年はKIRINの当たり年でした。

2009年、もっとも飲んだ缶コーヒーはFIREでした。

それでは、他のメーカーを見ると、

 

サントリーの缶コーヒーはコンスタントに甘味料を使用しないレギュラー缶コーヒーを発売してくれたところが非常に好印象でした。
また、それぞれの味はどれもハズレがなく、安定したクオリティ。
一方で、強く印象に残る商品もなく、ややインパクトに欠けた面も。

定番となったレインボーマウンテンブレンドはもちろん、ファーストクラスはよく飲みました。
【缶コーヒーレビュー】 ボス ファーストクラス すっきり、洗練の味わい - BOSS FIRST CLASS


一方で、アサヒのWONDAは確実に甘味料入り微糖・無糖路線に絞った戦略で、その結果として、普通のレギュラー缶コーヒーの新発売は減る傾向に。
また、レギュラー缶コーヒーには開発に力を入れなくなったのか、これといった印象に残った新商品はありませんでした。もう『モーニングショット』だけあればいいやという感じです。

かといって、甘味料入りの微糖缶コーヒーや糖類ゼロのゼロマックスが美味いわけでもなく、結果としてWONDAの缶コーヒーは2009年で飲む頻度がめっきり減ってしまいました。

ジョージアはサンシャインバニラゼリーなど缶コーヒーの枠を超えた新作や、ご褒美ブレイクなど多種多様な商品ラインナップでインパクトのある新しい味が次々と出てきて非常に楽しめました。

ただ、肝心の味はというと、インパクトはあるんですが、どれもクセが強いものが多く、なかなかリピートして飲もうと思う商品がなかった印象です。

定番中の定番、エメラルドマウンテンブレンドヨーロピアン微糖があるからいいじゃんというところですが。


大手メーカー以外で印象に残ったのは、福岡のメーカー「サンコーのfaboシリーズ」。
決して大手に劣ることない、本当に美味しい缶コーヒーを出しているメーカーです。
東京では手に入らないのが残念。

 

2009年を振り返ると、当ブログでも何度も取り上げてますが、各社甘味料入りの微糖路線に力を入れているのがより明確になってきたように思えます。
きっと2010年も同様の傾向は続くことでしょう。
時代の流れなのでそれは仕方がないと思いますが、そうなると、従来型の加糖・ミルク入りブレンド缶コーヒーの発売・開発が手薄になる事が懸念されます。

ただ、今年の最後に出た、甘味料を使わなく低カロリーを実現した『目覚めのビター』あたりが突破口になって、甘味料を使わずに低カロリー・微糖の美味い缶コーヒーを開発する波が起きることに期待したいと思います。あるいは甘味料の違和感を完全に取り去った商品。

個人的には缶コーヒーを取り巻く環境にはやや不安も残りますが、改めて2009年に自分が書いたレビューを振り返ると、一口に缶コーヒーと言っても、多種多様な商品が存在し、また毎年多くの新商品が発売され続ける、こんなに面白いジャンルはないと改めて思います。

さて、2010年はどんな缶コーヒーが発売されるのでしょうか?