■販売者:サントリーフーズ(株)
■品名:コーヒー
■内容量:185g
■原材料名:牛乳、コーヒー、砂糖、カゼインNa、乳化剤、香料
■100mlあたりのカロリー:不明




『プライドオブボス』はBOSSの発売25周年の集大成的な缶コーヒー第1弾とのことです。

銀色の缶にはエンボス加工が施されていて、缶コーヒーという働く人の相棒にふさわしいシンプルで無骨なデザインが良いですね。

私自身はBOSSの前身となる「WEST缶コーヒー」からサントリーの缶コーヒーを飲んでいましたので、ボスの25年の歴史を共に体感してきたわけです。

そんな中、なにかといえばローカロリー&人工甘味料入りが優先される昨今、まずはこの25年記念の第一弾が、いわゆるスタンダードタイプ(ミルク、砂糖入り、人工甘味料不使用)で出てきたことがなにより嬉しいです。

なんて言ってたら、第2弾以降で微糖タイプも出てくる気もしますが^^;

それでは飲んでみた感想は以下から。

美味しいです。好きです。
やっぱりボスのスタンダードタイプが好きだなあ。

砂糖、ミルク入りのいわゆるスタンダードタイプではありますが、25年前のスタンダードタイプと比べると確かに雰囲気は異なっています。

それはやはり力強いコーヒー感でしょう。

といっても、突き抜けた香ばしさのFIRE『エクストリームブレンド』のような新世代感はなく、あくまでもコーヒーは自然な雰囲気を残しつつ、しっかりとした苦味とコクが味わえます。

そして、このコーヒーに牛乳まろやかさと、砂糖の甘さを組み合わせたバランスこそがまさに私自身が何度も言っている「ボスらしさ」であり、このボスらしさもしっかり健在。コーヒーの味わいは深まりましたが、あえてコーヒー感を攻めすぎていないところもまた好感が持てます。

ポッカコーヒー オリジナル』や『ダイドーブレンド』のような、甘くてミルク感たっぷりのいわゆる昔ながらのスタンダードタイプの缶コーヒーは今でも愛して止みません。

でも、BOSSと同じく私自身も歳を重ねていき、甘さ控えめでコーヒー感が強い方が好みになってきているのもまた事実。『プライドオブボス』は25年間ボスを飲み続けて来た今の私の好みにぴったり合った缶コーヒーでした。

最後に1つだけ付け加えるなら、『ポッカコーヒー オリジナル』や『ダイドーブレンド』は今でも残っていますが、ボスの元祖である『ボス スーパーブレンド』が販売終了してしまったことが悔やまれますね。

今も『ボス スーパーブレンド』が生き残っていたら、『プライドオブボス』と飲み比べて25年の深化(進化というより深化)をもっと楽しむことができたのになと思っています。

なにはともあれ、勤続25年。おめでとうございます。