BOSS 『プレミアムボス』◆販売者:サントリーフーズ(株)
◆品名:コーヒー
◆内容量:185g
◆原材料名:牛乳、コーヒー、砂糖、ぶどう糖、乳加工品、カゼインNa、香料、乳化剤
◆100gあたりのカロリー:33kcal

グランアロマ』は「ボス史上、最も香る」商品ですが、『プレミアムボス』は「ボス史上最高峰のコク」とのことです。

プレミアムという名前が付くと、ジョージアの『エメラルドマウンテンブレンドプレミアム』を思い出します。ジョージアも大変美味しかったので、ボスのプレミアムも当然期待してしまいます。

それでは飲んでみた感想は以下から。

ボス好きにはたまらない味だと思います。

全体的な印象は『ボス スーパーブレンド』や『ボス ゴールドプレッソ』の方向性をベースとしながら、さらにコーヒーのコクや味わいに磨きをかけたという印象です。

ボスらしくミルク感と甘さもしっかりしていて、まろやかな印象でありながらコーヒーの風味や苦味・コクも十分味わえ、後味になるとコーヒーの心地よい余韻が楽しめます。牛乳、砂糖、コーヒーが渾然一体となったバランスの良さはさすがのBOSSと言わざるを得ません。飲んだ瞬間の香りから最後の余韻まで「美味しい」という感情のままテンションが変わらず、気づいたら飲み終わってしまいました。

さて、冒頭に書いたジョージアの『エメマンプレミアム』は、意外にも基本となる『エメラルドマウンテンブレンド』とは方向性の違う味わいで、飲んだ瞬間はかなりインパクトがありましたが、この『プレミアムボス』は飲んだ時の驚きは正直あまりありません。一方で、飲み進めていくと完成度の高さにプレミアムな雰囲気が徐々に伝わってきます。さらに、量が少なく価格もやや高い『エメマンプレミアム』がプレミアムな味わいなのはある意味当然かもしれませんが、量も他の商品と同じく185gで、価格は従来の商品と同じ設定というのが太っ腹ですね。

そうなってくると、逆に困ってしまうのは、同じ価格なら『レインボーマウンテンブレンド』とか『ボス 極』とか他のレギュラータイプのボス商品を選ぶ理由が弱まってしまうこと。どれも美味しくて大好きなんですけどね。なんとも贅沢な悩みです(笑)

最近の缶コーヒーは人工甘味料入りの商品が幅を利かせていて閉口していただけに、レギュラー(スタンダード)タイプが主力のサントリーさんの存在はほんと心強いです。

美味しかったです。