
◆品名:コーヒー
◆内容量:185g
◆原材料名:コーヒー、牛乳、砂糖、脱脂粉乳、全粉乳、カゼインNa、乳化剤、安定剤(セルロース)
◆100gあたりのカロリー:32kcal
◆発売日:2013年08月20日
「今までにない華やかな香り」「ボス史上、もっとも香るボス」
缶に書いてあるキャッチから明らかなように、商品の最大のコンセプトは「香り」。
狙っているコンセプトが飲む前から明確なのは良いと思います。
当然、どんな香りなのだろう?と、飲む前から否応なく期待も高まります。
それでは飲んでみた感想は以下から。
これは明らかに香りが他の商品とは違いますね。
飲み慣れた缶コーヒーの香りとは明らかに異なる、独特のフルーティーで果実酒のような香りが漂います。飲んだ瞬間に思い出したのがFIREの『ラムの香り』(2008年の商品!)です。
全体的な味わいとしては、甘さが強く、ミルク感もありますが濃厚さはなく、比較的後味すっきり系。
コーヒー感はモカのようなフルーティーな感覚なのですが、モカのそれとは異なる、なんとも形容しがたい味です。やはり香りのインパクトの方が勝ってしまい、いわゆる普通に思い浮かぶコーヒーの香りや、苦味やコクなどが全然印象に残りません。強いて言えばやや酸味が強い印象。後味は砂糖とは異なる独特の甘い香りが余韻としていつまでも残ります。
さて、それでは結局これは美味しいのか?
と言われるとなんとも結論が出しづらい。
恐らく個性的な味わいゆえに好き嫌いは分かれるかと思います。
ただ、決して不味い商品では無いということはハッキリ言えます。
ジャンルとしてもいわゆる正統派のレギュラー缶コーヒーとは異なる、冒頭に出た『FIRE ラムの香り』のような企画系の缶コーヒーという位置づけになるかとは思いますが、この商品には従来の一発屋缶コーヒーの雰囲気とは異なる、なにか後ろ髪を引かれる面があるんですよね。
単に“飲み慣れてない”だけで、もしかしてこれはもの凄く美味いのではなかろうか・・??
長年缶コーヒーレビューを書いてきましたが、美味しいかどうかを判断することすら躊躇させるインパクトがあります。
そして、ここで改めて原材料を見直して、この商品の凄いところに気づきました。
それは、「香料」を使っていないところ。
この独特のフルーティーで沸き立つ香りが香料によるものでないことには驚きです。そして、改めて人間の味覚は香りに大きく左右されるんだなと気付かされました。
もしかして、サントリーさんはとんでもない商品を作ってしまったのかもしれないし、やっぱりただの一発屋で終わり数カ月後には店頭からすっかり姿を消して忘れ去られるかもしれません(^^;
どうしてこんな商品が飛び出たのか私には知る由もないですが、BOSS開発陣の遊び心と探究心を感じる商品でした。
それにしても、なんとも不思議な魅力の缶コーヒーです。
もしかして1回目は美味いかどうかよく分からないけど、2、3回味わうとまた印象が変わってくる、スルメ系缶コーヒーかもしれません。
ぜひ店頭から無くなってしまう前に一度試してみることをオススメします。
私も1度で終わらせず何度か飲んでみたいと思います。
飲み慣れた缶コーヒーの香りとは明らかに異なる、独特のフルーティーで果実酒のような香りが漂います。飲んだ瞬間に思い出したのがFIREの『ラムの香り』(2008年の商品!)です。
全体的な味わいとしては、甘さが強く、ミルク感もありますが濃厚さはなく、比較的後味すっきり系。
コーヒー感はモカのようなフルーティーな感覚なのですが、モカのそれとは異なる、なんとも形容しがたい味です。やはり香りのインパクトの方が勝ってしまい、いわゆる普通に思い浮かぶコーヒーの香りや、苦味やコクなどが全然印象に残りません。強いて言えばやや酸味が強い印象。後味は砂糖とは異なる独特の甘い香りが余韻としていつまでも残ります。
さて、それでは結局これは美味しいのか?
と言われるとなんとも結論が出しづらい。
恐らく個性的な味わいゆえに好き嫌いは分かれるかと思います。
ただ、決して不味い商品では無いということはハッキリ言えます。
ジャンルとしてもいわゆる正統派のレギュラー缶コーヒーとは異なる、冒頭に出た『FIRE ラムの香り』のような企画系の缶コーヒーという位置づけになるかとは思いますが、この商品には従来の一発屋缶コーヒーの雰囲気とは異なる、なにか後ろ髪を引かれる面があるんですよね。
単に“飲み慣れてない”だけで、もしかしてこれはもの凄く美味いのではなかろうか・・??
長年缶コーヒーレビューを書いてきましたが、美味しいかどうかを判断することすら躊躇させるインパクトがあります。
そして、ここで改めて原材料を見直して、この商品の凄いところに気づきました。
それは、「香料」を使っていないところ。
この独特のフルーティーで沸き立つ香りが香料によるものでないことには驚きです。そして、改めて人間の味覚は香りに大きく左右されるんだなと気付かされました。
もしかして、サントリーさんはとんでもない商品を作ってしまったのかもしれないし、やっぱりただの一発屋で終わり数カ月後には店頭からすっかり姿を消して忘れ去られるかもしれません(^^;
どうしてこんな商品が飛び出たのか私には知る由もないですが、BOSS開発陣の遊び心と探究心を感じる商品でした。
それにしても、なんとも不思議な魅力の缶コーヒーです。
もしかして1回目は美味いかどうかよく分からないけど、2、3回味わうとまた印象が変わってくる、スルメ系缶コーヒーかもしれません。
ぜひ店頭から無くなってしまう前に一度試してみることをオススメします。
私も1度で終わらせず何度か飲んでみたいと思います。