コピ・ルアク(コピ・ルアック)とは、インドネシアのジャコウネコが熟したコーヒーの実を餌として食べた後、糞として排出された未消化のコーヒー豆(種子の部分)を採取して、洗浄して焙煎したコーヒー豆のことです。

未消化のコーヒー豆は腸内の消化酵素の働きや細菌による発酵で珈琲の味わいをより深く、独特の香味にしてくれるといいます。

それゆえ、うんこコーヒー(笑)そして世界一高価な珈琲として取り引きされている大変貴重なコーヒー豆なのです。

幻のうんこコーヒー コピ・ルアク
ジャコウネコ

そんな幻のコーヒー豆を友人からプレゼントされ(感涙)、こんな貴重なコピ・ルアクを独り寂しく部屋で飲んではいけない!

と、コーヒー抽出セットを車に詰め込み、なぜかプレゼントしてくれた友人を巻き添えに今や世界文化遺産となった富士の地に向かいました。(なぜ?w)

幻のうんこコーヒー、コピ・ルアクを富士山を眺めながら飲む
コピ・ルアクと共に富士に到着

さあ、雄大な自然の中でネスカフェゴールドブレンドの「ダバダーバダバダーダバダー♪」的な気分で最高級コーヒーを飲みましょう。

それでは幻のうんこコーヒー、コピ・ルアク(コピ・ルアック)を飲んでみた感想は以下から。
 
当然飲むには抽出しないといけませんので、封を開けてみます。

幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を飲んでみた

封を開けると強烈なう○この臭いが!

するわけもなく、焙煎したコーヒーのよい香りが漂います。また、そういう焙煎方法なのかもしれませんが、豆は黒光りしてテカテカしています。

幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を手挽きミルで挽きます

さあ、幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を手挽きミルで挽きますよ。(外に居るから電源ミル使えないので・・)

幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』をミルでゴーリゴーリ挽きます

ゴーリゴーリ♪

心地よく響く豆が砕ける音と感触、そして引き立つ香りがたまりません。
が、しまった! 外だと香りが拡散して漂わないじゃんバカ。

そんなこんなで、

幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を飲んでみた

コピ・ルアクが挽けました。

挽きたての粉からはより一層力強い独特のすばらしい香りが立ち込めます。これは期待できそう。

幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を飲んでみた

富士の名水を使いペーパードリップで抽出していきます。

幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を飲んでみた

やっと完成・・。

湯気から独特の香ばしくフルーティーな香りが立ち込めています。

その味わいはコク深く後味はとてもスッキリしています。香りは強いのですが苦味は思ったほどではありません。飲み進めていくと、独特の甘くまろやかで深い香味が口に広がり、果実のようなフルーティーな香りの余韻が口の中に残り非常に心地よいです。

そして、少し冷めてくると酸味が強くなってきてまた違った味わいが出てきます。しかしながら、風味は変わってきても、やっぱり主役の香りは衰えないんですよね。これはすごい。

う○こコーヒーなんて聞くと構えてしまいますが、変なクセなど全くなく、とても飲みやすいコーヒーだったのは少し意外でした。

この独特の香りと深い味わい。なるほど、確かにこれは相当美味いです。日本一高い富士山を眺めながら世界一高価な珈琲コピ・ルアックを飲む。贅沢で至福のひと時を楽しむことができました。

富士山を見ながら幻のうんこコーヒー『コピ・ルアク』を飲んでみた
ダバダーバダバダーダバダー

とはいえですね、冷静になるともともと高価なコーヒー豆のうえに、交通費をかけてミル挽きして、バーナーでお湯を沸かし、何時間もかけて、いったいこのカップ1杯にどれだけの時間とお金をかけているんでしょうか・・(汗)

いや、そこまでする価値がある幻のコーヒーですから。こんなバカな企画に付き合ってくれた友人に感謝です。

今回は素人が抽出したものですので、果たしてコピ・ルアクの実力を存分に引き出せていたのかどうか?せっかくの機会なので今度はお店でも飲んでみたいと思っています。

ちなみにコピ・ルアクを喫茶店で飲むと1杯1~2千円、有名なホテルだと1杯5千円とも言われています!! さすが世界一高級と言われるコーヒーですね。

近くにコピ・ルアクを飲める場所もないし、自宅で飲んでみたいという方は値段は少々張りますがネット通販でも手に入りますので、『コピ・ルアク(またはコピ・ルアック)』で検索してみてください。お土産やパーティーなどで持って行くと盛り上がりそうですね。

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